サービスの安全性と課題

サービスの安全性に問題はないのでしょうか?そして今後の課題など問題点を見て見ましょう。

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サービスの安全性と課題を見てみよう

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ネット上で個人間の融資を仲介するソーシャルレンディング。日本でも複数の事業会社が、2008年秋以降にサービスを始めます。「普及する可能性がある」と見る専門家もいて、新しい市場に注目が集まっているようです。ただ、一方で、プライバシーなどの課題も指摘されています。

安全性

ソーシャルレンディングのサイト自体は、不特定多数の人が利用するSNSの形が取られています。このサービスに限らずネット上での「お互いを尊重し、スパムなど無用な行為は絶対にしない」「相手のプライバシーを尊重する」「間違った情報を流さない」ことは最低限のマナーです。当然のことですが、貸し手はソーシャルレンディングのサイト以外で特定の相手に融資を提供したり、サイト内で融資の条件を変更して融資を実現させるような行為をしてはいけません。また入札を条件に借り手に個人情報を要求することもいけません。一方で借り手はコミュニティーのメンバーにサイトの内外で直接融資を依頼することはできません。ソーシャルレンディングの運営会社でも「やりとりするデータの暗号化」「ログインの保護(ログイン後一定時間行動がないと自動ログオフ)」「データ保管」「個人情報の保護と専門家による詐欺行為防止対策」を取っています。しかしサイト利用者も自らパソコンのセキュリティ対策を怠ってはなりません。これらの条件が確実に守られることでソーシャルレンディングの安全性を高めていくことができます。

課題

日本での法的課題として、日本では貸し手が複数の人に金銭債権を持つ場合は金融業の登録が必要になります。ソーシャルレンディングのビジネスモデルの中で一番難しいのは貸し手が複数の人に継続してお金を貸す場合です。事実上、貸し手が金融業の登録を行うのは不可能であるためソーシャルレンディングの運営会社自身が貸し手になり、融資を行いたい人はソーシャルレンディングの運営会社に資金を提供することになります。また債権の回収は日本では弁護士や債権回収業者しかできず、金銭債権の保有者が直接回収に行くことは法的にはグレーになるためソーシャルレンディング事業者が回収を行わなければなりません。最も大きな課題は欧米と違いプライバシーの概念が高い日本ではプライバシーをどのようにして守るかということです。そこで実名、住所、顔写真を出さない匿名を原則とし、源泉徴収票から年収を、信用調査会社からの借入状況を運営会社が確認するような仕組みにするように考えられています。また個人の信用情報を数値化して貸し手にどれだけ信頼してもらえるのかというような問題もあります。そしてネットオークションのようなトラブルや犯罪も今後の課題であります。

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